2012年3月27日

Sony Xperia acro HD IS12Sの比較評価


【発売】2012年春モデル
【キャリア】au
【重量・薄さ】149グラム・11.9ミリ
【画面】4.3型1,280x720px
【機能】お財布ケータイ、赤外線、ワンセグ(録画不可)、防水など

Xperia acro HD SO-03Dのau版ですので、(チップセットは違う)
そちらの記事との重複が多くなります。

ただしSO-03Dと違って、
スマホをモバイルWi-Fiルータとする「テザリング機能」
に標準対応しません。
(導入の敷居が高かったり有料だったりしますが、
  遜色ない通信速度でるアプリは存在します。)

現行最高の処理性能(1.5GHzデュアルコア)
NTSC比100%の綺麗画面+優れた映像エンジン
サラウンド、イコライザ等でイヤホンなら音質も良好
防水機種にしては通話音質が良く、呼出音量も充分
下手なコンパクト・デジカメ上回るカメラ画質
駆動時間も悪くない(大容量1840mAhバッテリ)

と多彩な機種です。高速通信WiMAXに非対応ですが、

・主にWiMAXエリア外だったり駆動時間悪化さけてあえてWiMAX使わない
・PCを一緒に持ち歩かない(テザリングに標準対応しないので)

の両方を満たす人なら、
この機種を「全部込みの新スタンダード」と言うかも知れません

だからこそ冷静にその他の弱点も指摘しておくなら、

・この機種より軽量・薄型のスマホなんて掃いて捨てる程ある
・ユーザによるバッテリ交換が出来ず交換費用も高い

この辺を問題にする人にも他機種を検討する余地は残されています。
(この機種の裏面は滑り難い塗装なので持てば数字ほどには重く感じませんが)

それでは解説が必要なから順番に詳細を記述します。

外光下の乱反射と拡散おさえるディスプレイの採用で、
ディスプレイOFF時は1枚板の様に見えます。


画面の最高輝度は高いですが、色温度が低め(黄色寄り)なので、
低輝度設定でも割と綺麗です。

映像エンジンは、
・コントラスト向上
・輪郭強調
・色、ノイズ補正
を組み合わせたブラビアのそれを謳います。

写真・動画・音楽など本体内コンテンツを、
同一Wi-Fi環境にあるテレビやスピーカ等DLNA対応機器に送ったり、
microHDMI接続端子から1080p出力も可能です。

カメラ画質は単に1210万画素というに留まらず、
低反射処理された5枚レンズ採用や、
開放値F2.4で暗い場所での撮影にも威力を発揮します。



30fpsフルHD動画が撮影でき、動画撮影時にも手ブレ補正に対応。
オートフォーカスと顔認識で
動いてる被写体にピント合わせ続けます。

カメラキー押して本体一振りで3D写真も撮影できます。
(撮影した写真の確認は3D対応テレビでw)

ROM 16GBでmicroSDカードも内蔵できますし、
本体電源入れたままのカード交換にも対応します。

文字変換が優秀な上に、
候補ソフトキー長押しでオンライン辞書から変換候補ひっ張ってきますので、
流行りモノなんかには良いでしょう。

手書き入力は対応が、ひらがな・英数のみです。
一応、音声入力にも対応します。

この機種には物理キーが電源・音量・シャッターボタンしかなく、
スリープ復帰の度に電源ボタン押す必要があります。

Android 4.0へのバージョンアップが予告されています。