2012年3月11日

Sony Xperia NX SO-02Dの比較評価


【発売】2012年春モデル
【キャリア】docomo
【重量・薄さ】144グラム・10.6ミリ
【画面】4.3型1,280x720px
【機能】テザリングなど

現行最高の処理性能(1.5GHzデュアルコア)
NTSC比100%の綺麗画面+優れた映像エンジン
サラウンド、イコライザ等でイヤホンなら音質も良好
下手なコンパクト・デジカメ上回るカメラ画質
大容量(ROM 32GB)
駆動時間も悪くない(大きめ1700mAhバッテリ)

と多彩ですが、新世代Xperiaにあっては筐体うすい代わりに
国内向け機能(おサイフケータイ、赤外線、ワンセグ、防水)
を省略したモデルです。(国内メーカーらしく通話音質は良好です)
の代わりに高速通信(LTE)にも非対応です。

それでは順番に詳細を記述します。

先に外観ですが、
360°認識できるフローティングプリズムで着信をお知らせし、
その分、筐体は縦長です。

外光下の乱反射と拡散おさえるディスプレイの採用で、
ディスプレイOFF時は1枚板の様に見えます。

背面はマット加工で指紋が目立ちません。

物理キーは金属製で高級感ありますが電源・音量・シャッターボタンしかなく、
スリープ復帰の度に上部電源ボタン押す必要があります。

幾ら処理性能に優れていても
docomo Palette UI だと引っ掛かりがありますので
「Xperiaホーム」がお勧めです。

画面の最高輝度は高いですが、色温度が低め(黄色寄り)なので、
低輝度やバックライトOFF時も割と綺麗です。

映像エンジンは、
・コントラスト向上
・輪郭強調
・色、ノイズ補正
を組み合わせたブラビアのそれを謳います。

写真・動画・音楽など本体内コンテンツを、
同一Wi-Fi環境にあるテレビやスピーカ等DLNA対応機器に送ったり、
microHDMI接続端子から1080p出力も可能です。

FMラジオ搭載ですが、聴くにはマイク付ステレオヘッドセット(試供品)を
アンテナとして繋げておく必要があります。

カメラ画質は単に1210万画素というに留まらず、
低反射処理された5枚レンズ採用や、
開放値F2.4で暗い場所での撮影にも威力を発揮します。





30fpsフルHD動画が撮影でき、動画撮影時にも手ブレ補正に対応。
オートフォーカスと顔認識で
動いてる被写体にピント合わせ続けます。

カメラキー押して本体一振りで3D写真も撮影できます。
(撮影した写真の確認は3D対応テレビでw)

初期状態で内蔵ストレージは26GB空いてますが、
SDカードはmicroSDリーダライタケーブル(試供品)繋いでの利用ですから要注意です。
(microSD 2GB(試供品)も付属します)

ユーザによるバッテリ交換が出来ず、交換費用たかいのは
地味に選択の分かれ目になってしまうかも知れません。

文字変換が優秀な上に、
候補ソフトキー長押しでオンライン辞書から変換候補ひっ張ってきますので、
流行りモノなんかには良いでしょう。

手書き入力は対応が、ひらがな・英数のみです。
一応、音声入力にも対応します。

Android 4.0へのバージョンアップが予告されています。