2012年10月14日
Apple iPhone 5の比較評価
【発売】2012年秋モデル
【キャリア】au、SoftBank
【重量・薄さ】112グラム・7.6ミリ
【画面】4型1,136x640px(16:9)
【機能】テザリング(ソフトバンク版は2013年1月15日から)など
まずiPhoneかAndroidかの選択ですが、
お金さえ払えば信頼できるアプリ使えるのがiPhoneの良い所で、
その点ではスマホ初心者にもお勧め出来ます。
(iPhoneならウイルス対策ソフトも不要です!)
初期版で不具合あるアプリにも、(地図は酷過ぎましたが)
更新やサポートが期待できます。
対するAndroidには機種によって使えるアプリ・使えないアプリがありますし、
無料アプリ使うなら一々評判チェックすべきですから
少なくとも面倒くさがり屋さんには向きません。
(日本語の文字変換なんかはイザとなったらGoogle日本語つかえる分だけ
Androidの方が改善の敷居は低いです)
iPhone 5のハードウェアの特徴としては、
①薄型コンパクトなアルミ製ボディ
②Xperia並みの綺麗画面(最大500カンデラ)
③タッチ検出の正確さ・追従性、画面描画の滑らかさ
④簡単にオフ設定できるLTE通信
⑤容量はさておきバッテリ持つ
といった所です。
順に解説して行きますと①の筐体サイズは片手操作には問題ありませんが、
Android勢の多くが筐体角に丸み持たせて大画面でも操作し易くなってる事を考慮すると
画面サイズ的には損してる感が否めません。
筐体の直接触る上下部分がアンテナ兼ねてる事、
筐体表面がキズ付き易い事、
本体にストラップホール無い事などから結局、
カバー付ける人が多いのではないでしょうか。
画面の②ですが、puffin使えばFlash見れますから動画再生には良いのですが、
短い辺が640ドットなので慣れないサイトを閲覧して回るには、
縦持ち横持ち切り替えたり、
一覧表示したり文字つぶれ無いサイズまで調整したりと煩雑ではあります。
また発色は微妙に個体差ありますからマルチベンダなのかも知れません。
タッチの③ですが、
1GHzデュアルコア、メモリ1GBと他機種より控えめでも
コレですから⑤のバッテリ持ちに繋がります。(バッテリ交換は分解作業になります)
通信の④でも3G⇔LTEの切り替わりが既存製品よりスムーズだったりと、
この辺がハードとしてのアドバンテージになります。
(auだとLTEエリア自体はAndroid機より狭いのが現状です。
これはauが優先配備してる800MHzにiPhone 5が対応してない為。)
iPhoneをモバイル・ルータとして使うテザリング機能ですが、
例えば手持ちのノートPCとWi-Fiで繋ぐか、BluetoothやUSBで繋ぐか選べます。
USB接続が最も高速で、設定も特に必要ないですしiPhone 5充電しながら使えます。
イヤホン付けての音質は携帯音楽プレイヤー程ではありませんが、
スマホでは良い方です。付属イヤホンも我慢できるレベルにはなりました。
通話音質は国内メーカー製スマホに敵いません。
カメラ画質は明るい所に紫フレアが入る悪癖があります。
お財布ケータイ、赤外線、ワンセグ、防水といった機能はありません。